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近況報告

職員を対象とした救命救急講習を実施しました(8月18・20日)

2020-08-20
 救急車を呼んで到着するまでの平均時間は約10分。心臓や呼吸が止まった人の命が助かる可能性は、その後の約10分間に急激に少なくなっていきます。血流が止まることにより脳がダメージを受けることが原因だそうです。そのため、如何に脳に血液を送り続けることができるかが重要となります。その方法として心肺蘇生法を行います。また、止まった心臓を動かすためにAEDを使用します。
 そこで心肺蘇生法の手順やAEDの使い方について長浜消防署の職員の方に教えていただきました。心肺蘇生法では、胸骨圧迫を1分間に100回以上のペースで胸が5cm程度沈むように連続してしなければならず、救急車が到着するまで絶え間なく続ける必要があり、自分で思っていた以上に大変なものでした。
 AEDは、心臓が麻痺して血液が全身に送れない状態の時(心室細動)に、痙攣した心臓を電気の力を借りて、リズムを正常に戻すのを助けるのだそうです。AEDの使用については電源を入れることができれば、音声メッセージに従えばよいので特に大変な感じではありませんでした。
 今回講習を受けましたが、いざその場になってみたら落ち着いてできるかは不安です。日頃の心がけをしておきたいと思います。また、胸骨圧迫は一人で続けることは大変でした。
 何人もかかわって行うことが必要です。たくさんの人が講習に参加して心肺蘇生法とAEDの知識をもっていたら人を救うことができるかもしれないし、逆に救ってもらえるかもしれません。多くの人に講習会に参加してもらえたらと思いました。(総務グループI)
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